1963年 金沢市生まれ、横浜市在住
大手メーカーで20年以上「0→1」の商品や事業の開発をリードし、携帯電話や美容家電など累計700万台以上の商品を市場に生み出してきた、事業開発のプロフェッショナル。
事業責任者としてだけでなく企画から設計、量産化まで全てを網羅。米国政府系研究機関や国内の大学など、一流の研究機関との産学連携も数多くマネジメントしている。これまで企業内のファーストペンギンとして、多くの斬新な新商品を創出。「これまでにない画期的な商品を」というミッションを掲げ、反対意見も多い中で孤軍奮闘する。成功以上に失敗も積み重ね、生みの苦しみを味わってきた。
そしてあるとき、顧客に響く「コンセプト」、商品による「体験ストーリー」、プロトタイプによる「仮説・検証」の3つが顧客との結びつきを深めることに気づく。その体験を「売れる商品をつくる仕組み」として体系化し、以来商品価値を高めるマネジメントで事業を成功に導いてきた。80%以上の中小企業が事業承継の時期にあるといわれ、家業の「アトツギ」が注目されている。しかし、世間にモノが溢れる現代。「社会に必要とされる商品をいかにつくるか」という課題を抱え、若き経営者や「アトツギ」は困難な舵を握っている。そんな人々に「売れる商品をつくる仕組み」を伝えることが、日本の産業の未来に元気を与える。
そう信じ、セミナーやコンサルティングに奔走している。