経営メディア「経道」に、インタビュー記事を載せていただきました。
テーマは、顧客視点とチームの力、そして伴走支援です。
取材でお話ししながら思い出したのは、携帯電話の部品メーカーを支援した経験です。
1ロット数十万台という量産試作を前に、部品が落下試験で次々とNGに。
でも理由もありました。携帯が出るまで1.5mから落下させても壊れてはいけないなんて製品は無く、ほとんどの部品で落下衝撃の評価が不十分なまま納品されていたのです。
本来は部品メーカー側の問題でしたが、納期は待ってくれません。
先方の会社に入り込み、設計者と話し合い、生産現場で改善を重ねました。
現場の技術者と一緒に、夜を明かしたこともあります。
外からのアドバイスだけでは、新しい挑戦は前に進まない。
問題は現場で、相手と一緒に解くもの。
そう感じたことが、いまの伴走支援の原点です。
大企業にいた頃、私は多くの中小企業にも育てていただきました。
自分の設計ミスで組み立てができず、納期が迫る中、無理を言って部品を作り直していただいたことも。
加工先へ直接受け取りに走った回数は、数え切れません。
あの時の感謝が、いまも企業支援を続ける原動力です。
今度は私が、挑戦する企業の隣に立ち続けたいと思っています。

